明治は、環境について楽しく学びながら「きのこの山」を手づくりできるキット「遊べる!学べる!サステナブルきのこの山」を7月22日より期間限定で発売すると発表した。
チョコレートの製造過程で取り除かれる「カカオハスク」を原料の一部に使用したバイオプラスチック素材のチョコ型に、チョコとクラッカーを入れて、様々な形のチョコづくりを楽しめるというもの。
商品パッケージには「お勉強ガイド」をつけた。「チョコ型が茶色いのはなぜだ?」と問いかけながら、カカオハスクや土に還る地球にやさしいチョコ型の特徴について伝えている。
「きのこの山」ブランドは今年発売50周年を迎え、明治は、ブランドの原点である“里山”の大切さと、商品の主原料となるカカオの持続可能な生産、調達に向けた取り組みを啓発する活動を計画し、「きのこの山たけのこの里サステナブル宣言」を打ち出している。
本商品も50周年を記念したもので、夏休みに子どもとチョコを手づくりしながら、サステナブルについて楽しく学べる機会を提供する狙い。
チョコ型として採用した、カカオハスクを使用したバイオプラスチック素材のトレー(ハスクトレー)は、明治とへミセルロ―スとの協業により開発したもの。カカオ豆の種皮であるカカオハスクと、生分解性プラスチック原料を混ぜて「カカオバイオプラスチック」に加工、成型した。生物由来の資源を95%以上使用した商品に表示することができる「バイオマスマーク95」の認定マークも取得している。
今回、市販商品として初めてハスクトレーを採用。他商品への導入も検討している。




