トップを走るのはハリウッドと韓国
制作体制の課題についても議論が交わされた。中国デジタルコンテンツ大手「COL Group」の日本法人で、日本市場向けの縦型ショートドラマアプリ「UniReel(ユニリール)」を手掛けるCOL JAPANの武川氏は「中国ではショートドラマ制作に必要な場所、人材、体制が整っている」と説明。北米でもコロナ禍とストライキの影響でドラマ制作が増え、理解度が高まったとする。一方、日本においては現状、制作に時間がかかり、撮影開始まで最低でも1カ月を要することが多いという。道路使用許可の取得にも手間がかかり、コスト面でも海外に比べ不利であると指摘した。