サランラップCMに「さかなクン」起用の背景 製品理解を深める構成とは

商品特長を楽しく訴求

旭化成ホームプロダクツは今年3月にリニューアルした「サランラップ」の新CMに、魚類学者でタレントのさかなクンを起用した。7月5日から全国放映しているテレビCM「さわればわかる」篇は、「握りやすさ」「切りやすさ」といった商品特長を訴求する内容。リニューアルパッケージの機能を魚にたとえ、楽しく印象的に伝える狙いがある。

イメージ テレビCM「さわればわかる」篇

テレビCM「さわればわかる」篇

CM「さわればわかる」篇では、さかなクンと従来からのCMキャラクター「たぶん、クマ」が新しくなった「サランラップ」に触れ、「握りやすさ」「切りやすさ」といった使用感を体感する構成となっている。

白い箱を手に持って現れる「たぶん、クマ」。箱の中にはリニューアルした「サランラップ」が入っており、両側面には手を入れられる穴が開いている。「たぶん、クマ」に中身に触るよう促されたさかなクンは手を入れると「ギョギョ!?」と驚き、「ザラザラの…サメハダ!?」「カクカクの…ハコフグ!?」と特長を魚にたとえて表現する。さかなクンのたとえにやや納得していない様子の「たぶん、クマ」は、周囲の人々にも「サランラップ」を触ってもらおうと動き出す。

「サランラップ」の特長を紹介するWebムービー「さかなに例えると ~新加工~」篇も同時公開。「たぶん、クマ」とさかなクンが特長を魚にたとえてコミカルに紹介し、開発担当者による冷静な解説も盛り込むことで、製品理解を深める構成となっている。

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