7月28日、第78回「広告電通賞」の結果が発表された。特に優れた成果をあげた広告主企業を称える「総合賞」には、昨年に引き続きサントリーホールディングスが選出された。同社の選出は27回目で、今回は「フィルム広告」「OOH広告」「エリアアクティビティ」の3部門で最高賞を受賞した。
「フィルム広告」と「OOH広告」で最高賞を受賞したのは「サントリー天然水」のテレビCM「大自然を味方に」篇。雄大な山脈が広がる大自然を舞台に、緑豊かな山道を元気よく駆ける少年と追いかける父親の姿を描いている。父親役に柄本佑、ナレーションに安藤サクラの夫婦共演も話題となった。
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「エリアアクティビティ」で最高賞を受賞したのは、「Beサポーターズ!プロジェクト」。「支えられる人から、支える人へ」をコンセプトとし、高齢者や認知症患者など、普段は周囲に「支えられる」機会の多い人々が、サッカークラブの“サポーター”となることで、クラブや地域を「支える」存在になっていくことを目指す取り組み。
今回の選考対象となった広告は、2024年4月から2025年3月までに実施されたもので、応募作品点数は1274点(「ブランドエクスペリエンス」「エリアアクティビティ」の2部門は2024年3月から2025年3月までが対象)。
贈賞式は10月1日に都内で開催される予定。オンラインで同時中継を予定している。
その他の部門の最高賞など、主な受賞企業は以下の通り(広告主名、商品・サービス名、作品名の順)。
各部門最高賞
・プリント広告
ユニクロ/父の日プロモーション/3人のお父さんたち
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・オーディオ広告
味の素/企業広告/日本語教室篇
・ブランドエクスペリエンス
マイナビ/マイナビバイト/座ってイイッスPROJECT
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・イノベーティブ・アプローチ
長崎市/世界遺産(軍艦島)/PLAY THE PRESERVATION
・特別賞
八王子視覚障害者福祉協会/ENTOUCHABLE MUSEUM-超さわれる美術館-/ENTOUCHABLE MUSEUM-超さわれる美術館-
・SDGs特別賞
あすには・東北大学他40社/#2531年佐藤さん問題/選択的夫婦別姓 啓発プロジェクト「Think Name Project」



