JR西日本が運行する山陽新幹線は、2024年11月に、集英社の『週刊少年ジャンプ』にて連載中の『ONE PIECE』（尾田栄一郎氏原作）とコラボした、3つのデザインの新幹線「ONE PIECE 新幹線」の運行を発表。全3編成そろっての運行が始まった7月2日からは、「ONE PIECE新幹線 夏の大冒険!!キャンペーン」を開始していた。このキャンペーンの一環として、7月30日からは「ONE PIECE新幹線スペシャルゾーン」が、山陽新幹線全19駅に設置された。
©尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
全19駅共通のウェルカムアート。
「ONE PIECE 新幹線」は、2025年3月10日に全線開業50周年というメモリアルイヤーを迎える山陽新幹線が、「新たな乗車体験」「沿線地域の魅力の発信」を目的として開始した施策。4月12日に第1編成「せとうちブルー号」が、5月28日には、第2編成「トニートニー・チョッパー号」が運行を開始。最後の車両となる第3編成「モンキー・D・ルフィ号」が7月2日に運行を開始し、全3編成での運行が始まった。いずれの車両も外装・内装共に『ONE PIECE』の世界観を落とし込んだデザインとなっており、「こだま」としてランダムに運行される。
©尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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Cap）勢ぞろいした「ONE PIECE 新幹線」。上から順に「せとうちブルー号」「トニートニー・チョッパー号」「モンキー・D・ルフィ号」。
©尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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洗面所の鏡やシート、ドアも特別仕様だ。
また物語の世界観になぞらえて、山陽新幹線の路線である新大阪～博多間を「偉大なる航路（グランドライン）」ではなく「偉大なる線路（グランドレイル）」として設定し、車両以外でもコラボ施策を展開。このうち、7月2日から9月30日にかけて実施されるのが、「ONE PIECE新幹線 夏の大冒険!!キャンペーン」だ。
「ONE PIECE新幹線 夏の大冒険!!キャンペーン」の一環として今回、設置される「ONE PIECE新幹線スペシャルゾーン」は、全19駅共通のウェルカムアートに加えて、駅周辺のおすすめ観光地を『ONE PIECE』の仲間たちが紹介する観光マップが掲出される。また、山陽新幹線各駅を、「東の海（イーストブルー）」篇から「エッグヘッド」篇までの『ONE PIECE』各篇の舞台になぞらえ、１シーンと名セリフで表現したコラボビジュアルも展示される。
©尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
徳山駅に掲示されているスペシャルゾーンの様子。
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新大阪駅のスペシャルゾーンに展示されるコラボビジュアル。
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