『宇宙兄弟』次巻で完結 宇宙に漂うムッタが渋谷を見下ろす

講談社は7月28日~8月3日の1週間、東京・渋谷マークシティにて漫画『宇宙兄弟』(著者・小山宙哉)が次巻で完結する旨を告知する巨大タペストリー広告を掲出した。

イメージ 東京・渋谷マークシティにて漫画『宇宙兄弟』(著者・小山宙哉)が次巻で完結する旨を告知する巨大タペストリー広告を掲出

『宇宙兄弟』は2007年より『モーニング』(講談社)にて連載を開始し、2011年には第56回小学館漫画賞(一般向け部門)、第35回講談社漫画賞(一般部門)をダブル受賞したヒット作品。宇宙を題材としており、幼少時代に「一緒に宇宙飛行士になろう」と約束を交わした南波六太、日々人の兄弟が、様々な問題に対して奮闘する姿を描いている。

7月23日の単行本45巻の発売に合わせて、帯広告にて次巻での完結を発表していた。

イメージ 『宇宙兄弟』45巻(帯広告付き)。

『宇宙兄弟』45巻(帯広告付き)。

渋谷マークシティに掲出したタペストリーは、中央に配置した「次巻、完結。」というテキストの背景に、宇宙空間に漂うムッタ(南波六太)の姿が描かれている。広告デザインはブックデザイナーの相原奈菜氏が務めた。

講談社 コミック営業部の福島香平氏は、広告について以下のようにコメントしている。

「『宇宙兄弟』45巻発売のタイミングで、読者の皆さまに最新刊購入とシリーズが完結に向かっていることを認知していただきたく、作成した広告になります。主人公であるムッタの身になにかとんでもないことが起きていることを通りかかる人に見てもらうことで最近作品を手にとっていない方でも興味を湧き起こす広告になることを意識しました。また、上を見上げる場所でしっかり広告訴求でき、かつ人流も多い場所を選ぶことで作品性(宇宙)とターゲット層に届くようにしました」(福島氏)。

広告の掲出については、X(旧Twitter)の「宇宙兄弟【公式】」アカウントや『モーニング』の公式ウェブサイトでも発信。SNSでは、ファンが広告の写真を撮影しアップする様子や、完結の寂しさとストーリーへの期待で葛藤する声も見られている。

また、XとInstagramでは「次巻完結キャンペーン」として、45巻表紙画像と「#宇宙兄弟次巻完結」をつけて投稿することで、スマホ壁紙(参加者全員)やステッカー(抽選)が手に入るキャンペーンを実施している。

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