花王初のホラーゲーム「しずかなおそうじ」 エンタメの中で商品価値を伝える

花王が8月8日、同社初となるホラーアクションゲーム「しずかなおそうじ」の無料配信をSteamにて開始した。ジャンルは探索型ホラーアクション/清掃シミュレーションゲーム。配信当日21 時からは、ホラーゲーム実況者・ガッチマンによる実況も配信する。

イメージ ホラーアクションゲーム「しずかなおそうじ」の無料配信

同ゲームは、亡き⽗から相続した別荘を処分しようと決意した主⼈公が、花王の住居⽤洗剤ブランド「マジックリン」や「クイックル」でそうじをしながら、別荘に秘められた謎を解き明かしていくストーリーで展開される。そうじの達成度や脱出に要した時間などに応じて評価が⾏われ、複数のエンディングへと展開するマルチエンド⽅式を採⽤した。

様々なそうじテクニックを習得しながら汚れを落とす爽快感と、緊張感あふれるホラー演出の両方の楽しさを提供する。

イメージ ホラーアクションゲーム「しずかなおそうじ」の無料配信

イメージ ホラーアクションゲーム「しずかなおそうじ」の無料配信

ゲーム内のプレイ画面。主人公は、謎の敵から逃げながら「クイックルワイパー」や「マジックリン」で別荘をそうじして、暗号の謎を解き明かす。

花王 ホームケア事業部の原田和弥氏は、企画意図について「普段テレビCMをあまり見ない若年層にも、ゲームというエンターテインメントを通じて、当社の便利な商品や掃除を快適にする裏技を知ってもらいたいと考えた」と話す。

「ゲームという領域を選択したのは、エンターテインメントというかたちで商品価値を届けられる点に大きな魅力を感じたためです。近年のゲームは、個人で楽しむだけでなく、実況者がSNSでプレイ動画を配信し、多くの視聴者が楽しむといった二次的な広がりを見せています。そういった若年層中心に広がる“見るゲーム体験“と配信市場の大きさも、今回の取り組みを後押しした要因ですね。

ホラーというジャンルを選んだのは、その世界観と掃除で『汚れ』を取り除くというゲーム設定の相性がよかったためです。『8番出口』のようなインディーズホラーのヒットもあり、ユーザーに受け入れられる可能性も強いと感じていました。

まずは掃除の爽快感を体感し、『この商品を試してみたい』と思ってもらう、そしてだんだんとゲームを進める過程で、自然に商品ごとの適材適所を覚えてもらえればうれしいです。ガッチマンさんのプレイをきっかけに、他の配信者の方にもプレイしてもらえればと思っています」(原田氏)。

また企画を担当したWhatever Co. クリエイティブディレクター・宗 佳広氏、プランナーの飯田依里子氏、エンジニアの岡田隆志氏は、商品の便利さや意外な掃除方法を自然と理解してもらう方法、主人公が掃除をする必要性を成り立たせる設定に悩んだと話す。

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