EPOCHは8月6日から17日まで、AQspace表参道で「架空のTシャツ展」を開催している。本イベントは、同社が新たに立ち上げた「架空レーベル」の第一弾企画として実施。デザイナー・CMプランナー・カメラマン・映画監督・漫画家・俳優・ライター・謎解きクリエイター・イラストレーターなど、さまざまな分野で活躍する総勢30名のクリエイターが、“世の中でありそうだけど決して存在しない”架空のTシャツを制作した。
自由な発想でモノ・コトを生み出す新レーベル
これまでブランディングやプロモーションを手掛けてきたクリエイティブインテグレーションカンパニーのEPOCH。今回の「架空レーベル」についてCCO（チーフクリエイティブオフィサー）の佐々木渉氏は、「広告が前提ではなく、純粋に観覧者が喜んでくれるモノ・コトをより自由に生み出すことを目指した」と説明する。
第一弾のテーマは「Tシャツ」。多様なバックグラウンドを持つクリエイターそれぞれが「架空」というテーマを解釈し、デザインに落とし込んだ。
架空のTシャツ展のコンセプト。
架空の「ファッションブランド」「漫画」「雑居ビル」「子ども向けおもちゃ」「学園際クラスTシャツ」などの設定をモチーフにデザインされたTシャツ。掲示された二次元コードからの購入も可能。
俳優・佐野岳さん制作「架空の“イベント”Tシャツ シン・トリニンゲン コンテスト」。「架空のイベント」を告知するチラシも置かれ、二次元コードから佐野さんが制作した「架空の大会動画」に遷移できる。
アフロマンス/荒船泰廣/いしかわかずや/市川森一/うえはらけいた/AC部/KASICO/企画デザイン2時/クドウナオヤ/GraphersRock/小杉幸一/佐野岳/佐野文彦/Shiho So/下川大助/竹内泰人/田渕将吾&emma/千原徹也/なぞのデザイナー/日刊タイポ/萩原幸也/藤井亮/前田高志/増田圭吾/増田総成/mitani/山下メロ/山戸結希/吉川エリ/ヨッピー
アドタイ編集部では今回、うえはらけいた氏、アフロマンス氏、萩原幸也氏の3名にインタビューした。
デスゲームの勝者に渡されるレアTシャツ
漫画家のうえはらけいた氏は「架空の“イベント”Tシャツ」を制作した。よく脱出ゲームや謎解きイベントに参加しているという同氏が、「そういう場所に着ていってほしい」という思いから生まれた作品だ。
