河合優実出演、JR東日本が「Suicaの進化」へ大規模改革を伝える広告

JR東日本は6月から「Suica Renaissance Vol.1」として、俳優の河合優実を起用したテレビCMや交通広告を掲出した。

Suicaの進化を一番に周知する

「Suica Renaissance」とは同社が2024年12月に発表した、今後10年間でSuicaの機能を順次バージョンアップする構想のこと。利用可能エリア拡大やチャージ不要の「あと払い」機能、家族・友人間での電子マネー共有など、これまでの「移動・決済のデバイス」から、ユーザーの様々な生活シーンで役立つ「生活のデバイス」に生まれ変わる壮大な計画だ。

「長期施策ですが、まずは2028年に新しく実装される予定の『Suicaアプリ(仮)』をひとつの山として、それまでの3年間を『Suica Renaissance

Vol.1』として、お客さまにお伝えしていこうと考えました」と話すのはジェイアール東日本企画の山口広輝氏。あえて「Vol.1」とすることによって、大規模かつ長期的な計画であることを感じてもらう狙いだ。

コミュニケーションコンセプトは「みんながもってるSuicaだから、もっと便利になる」。パブリックな側面のあるSuicaだからこそ、単なる機能のバージョンアップというトピックではなく、人々の心豊かな暮らしのためにもっと進化することを伝えることが今回の目標とされた。

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