新サービスの登場を伝える清潔感あるCM
ここんところ依頼される論評の対象CMがなかなか難しいものが多いです。それだけ商品をズド~ンと描くCMが減ったのか、それとも描きにくい時合いなのか……、どちらでしょうか?
今回のCM、三菱UFJ銀行「エムット始まる」篇は、新しいサービスを始めるということは容易に理解できるモノでした。
木村拓哉と石原さとみを起用して、シンプルなセットで、赤基調の衣装、
「お金のコトって難しいよね!」
「貯め方も増やし方も」「使い方も!」
「それな~」
「お金って毎日の生活で大切なモノだよね~」
「と言うコトは、人生にとって大切なモノ」
「まっ、ちょっと大げさだけど、確かにね」
「大切。大切」
「だからこの国の皆が」「お金と仲良くなれるサービスを」
「そう、そこ!」
Na:三菱UFJ銀行から新しいお金との関わり方、お金のアレコレ、まるっと、エムット始まる。「まるっと!」「エムット!」
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私の携帯の三菱UFJ銀行アプリもエムットマークにいつのまにか変わっていて、これもCMがスタートしたのと連動しているんだと認識することになりました。
CMそのものは、二人の掛け合いもスッキリしていて、画質から感じる清潔感も良く、銀行らしいと感じとれるものです。さらに二人の会話の内容も、確かにそうだよね!といえる内容です。三菱UFJ銀行が新しいサービスを始めるということが、無理なく理解の進むCMであるという点では、及第点なのだろうと思います。
しかし、詳しい内容を知るには、問い合わせ?なのかな……と、CMに出ている高齢の男性などは、そう思うんだろうな~と感じました。
こういったお金のサービスの改良?改善?……改革?について、デジタル化による効率的進化であり、コスパから最近のタイパ含め今までの銀行サービスの枠を越えた、新しいシステムなのだと、お客様は捉えきれているのか?追い付いているのか?と感じています。