博報堂Gravityと博報堂キャビンが「ファッション広告」に特化したクリエイティブプロジェクトチームを始動

博報堂Gravityと博報堂キャビンは、ファッション広告に特化したクリエイティブプロジェクトチーム「CREATIVE SESSION」を8月4日立ち上げ、公式サイトを公開した。

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こうしたチームを立ち上げた背景には、ファッション広告の在りようが大きく変化したことにある。かつてファッション広告と言えば、ブランドの世界観や時代や人々を結びつけ、クリエイティビティの結晶とも言える存在だった。しかし、近年のSNSの普及によって広告の役割が情報を効率的に届けることへと変化。それに伴い、ファッション広告のクリエイティブだけではなく、その本質までもが変化を遂げつつある。

「生活者にとってファッションは、今なお時代と自分自身をつなぐ要素であり、自己表現のための大切な手段の一つです。だからこそ、品質やデザインという付加価値を追求する姿勢、環境や社会問題に対する積極的な取り組み、カルチャーを創出する想像力など、物の背景にあるストーリーや共感できるブランド思想こそ、生活者がファッションに求めている価値であると私たちは考えました」

従来からファッション・ラグジュアリー・ライフスタイル領域のブランドコミュニケーションに強みを持つ博報堂Gravityと、領域を超えたクラフト・ブティックである博報堂キャビンの技術を融合させることで、その可能性を広げていく考えだ。同プロジェクトチームではあらためてファッション広告がブランドの主張を伝える役割を担うべきだとし、生活者の感性を揺さぶり、時代に新たな価値観を示しながら、ファッション広告の本質を先鋭的に進化させていくことを目指すという。

メンバーは、クリエイティブディレクター/シニアコミュニケーションプランナー 宝蔵寺亮氏(博報堂Gravity)、コピーライター/クリエイティブディレクター 野澤幸司氏(博報堂キャビン)、アートディレクター 原野賢太郎氏(博報堂キャビン)、アートディレクター/グラフィックデザイナー 北原聡一郎氏(博報堂Gravity)。

このメンバーがこれまでに手がけたファッション広告は、Cartier、Chopard、VAN CREEF&APPELS、Hunting World、MIKIMOTO、Grand Seiko、CHAMPION、niko and ...、BAYFLOW、ROPE PICNIC、SHIPS、REGAL、GREGORYなど。一部を公式インスタグラムで公開している。

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