生成AIが似合う眼鏡を提案する仕組みを導入
メガネ・サングラスの製造販売を手掛けるオンデーズは、最新のデジタル技術を取り入れたDX推進店舗「OWNDAYS 天王洲アイル店」を8月20日にオープンした。場所は本社を置く「スフィアタワー天王洲」の1階DXのモデル店舗として位置付けられており、最新設備やサービスを同店で検証したうえで、全国展開を進めていく考えだ。
AR（拡張現実）によって眼鏡を試着できる「OWNDAYS MIRROR」
新店舗の広さは約31.76平方メートルで、全国のオンデーズ店舗の中でも4番目に狭い。一方、同社独自の生成AIと無線自動識別（RFID）技術を組み合わせた新サービス「OWNDAYS MIRROR」（オンデーズミラー）や、アイウェア業界において先行導入した「リモート視力測定サービス」を展開。キャッシュレスセルフレジも初めて採用するなど、次世代の設備をそろえている。
「オンデーズミラー」は、商品を試着した状態で店舗に設置されたタブレットの前に立つと、AIが顔立ちや雰囲気を分析し、その眼鏡を着用した際の印象を詳細に言語化する。たとえば、「全体的に優しく、親しみやすい雰囲気」「細身のメタルフレームが、お客さまの繊細な魅力を引き立て、上品な印象を与えている」といった形で、印象を具体的に伝える。
