ありふれた玩具や家電が、日本の一流エンジニアたちの極限のアイデアとテクニックによって想像を絶するモンスターへと変貌を遂げる……。放映される度に思わず見いってしまうのが、NHKの技術開発エンタメ番組「魔改造の夜」だ。
「魔改造の夜」は、2020年6月よりNHKで放送されている、モノづくりや技術開発に焦点を当てたユニークなエンターテインメント番組だ。「魔改造」とは、「家電やおもちゃのリミッターを外し、えげつないモンスターに改造する行為」を指す。日本を代表するメーカーや、世界レベルの技術を持つ新進気鋭の町工場で活躍する、プロフェッショナルなエンジニアから、これからプロエンジニアを目指す学生まで、幅広い世代の技術者たちがチームを結成して参加。エンジニアたちの発想力と技術力を駆使して、毎回設定される「お題」に基づいて大胆で創造的な“魔改造”に挑戦している。扇風機やお掃除ロボット、玩具などの日常的な製品を、“モンスターマシン”に変貌させ、これまで「トースター高跳び」「ワンちゃん25m走」「クマちゃん瓦割り」「お掃除ロボット走り幅跳び」「赤ちゃん人形綱登り」「ビニール傘 滞空時間マッチ」「脚立25m走」といった競技で熱い戦いを繰り広げてきた。
そんな魔改造で生まれた「モンスター」たちが一堂に会するイベントが、8月25日から東京・ベルサール秋葉原で開催される。その名も、「魔改造の夜 THE MUSEUM」である。
本ミュージアムでは、番組で死闘を繰り広げた全てのモンスターたちが集結。展示だけではなく、魔改造を生み出したエンジニアたちによる実演&解説講座が行われる(座席指定付き入場券が必要)。そこでは「なぜ、この発想に至ったのか」「想像を具現化するための、血と汗と知恵の結晶とは?」「ライバルたちの技術を、どう分析し、己の糧としてきたのか?」など、番組では決して語られることのなかった、開発秘話や裏話が明かされる。さらに、参加企業による無料のワークショップも開催され、初日にはファン待望の初の公式BOOKも発売となる。
展示や実演に&解説に参加するのは、Aエイチアイ、N社、O阪工大、Oスズ、Oレック、O電気、K州大学、Kセラ、Cネンタル、Hルトップ、S陽製作所、S津製作所、Sズキ、Sニー、Sライズ、S津製作所、T・DK、Dンソー、T京アールアンドデー、T大、T工大、T芝、Tレ、T社、N岡高専、N産、Nットー、Pナソニック、H野製作所、H置電機、H技研、Mブチモーター、M田製作所、Yマハ発動機、Y精密、Rコーといった企業や町工場、大学や高専など。さらに、番組でもお馴染みのフリーアナウンサー 矢野武氏がモンスター実演&解説講座の「全実況」を行う。
©NHK/テレビマンユニオン
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魔改造の夜 THE MUSEUM
日程:8月25日(月)〜9月2日(火)
会場:ベルサール秋葉原
時間:10:00~18:00
※8月25日(月)は11:30開館、9月2日(火)は16:00閉館
入場料:日時指定制
一般 前売2,000円 当日2,100円
高校・大学・専門学校生 前売1,500円 当日1,600円
小・中学生 前売500円 当日600円





