広告関係24団体の横断プロジェクト「広告のミライ」とアドタイの共同企画「おもしろ広いぞ、広告業界。」では、各団体からそれぞれ推しの広告パーソンを紹介していきます。今回はACCから推挙されたCHOCOLATEのプランナー/クリエイティブディレクターの市川晴華さん。
広告の仕事とは「何で?」を繰り返すことと言います。その先にどんな瞬間が待っているのか──。
市川晴華さん(CHOCOLATE)からのメッセージ
広告を企画する仕事をしています。この仕事は「何で?」を繰り返す仕事です。
映像を観ていたら急にCMが始まって「邪魔」と思ったり、歩いていたら急にティッシュを渡されて「いらないよ」と思ったことありますよね。でも、時々、CMでも「これなら見たい」と思ったり、「こんなティッシュなら欲しい」と思ったりすることがあります。
「何で自分はそう思ったんだろう」と考えます。流行っているものにも「何で、人が夢中になるんだろう」を考えます。毎日これを繰り返して、企画のヒントにし、広告でも「いいな」と思える、「良い時間」を増やしたいと思っています。
人々が楽しめるものの中には、流行ものもあれば、普遍なものもあります。人の感情も一つではないので一筋縄ではいかず面白いところです。苦しい時間もありますが、クライアントが喜んでくれたり、生活者の皆さんが楽しんでくれている時が、何にも変え難い喜びです。

市川晴華さん(CHOCOLATE)の仕事紹介
中京テレビTVCM「ヨンとなく犬」「テレビを知らない子供たち」
アース製薬 WEBCM「片手でモンダミンできる?」
オリジナル短編アニメ「パンの赤ちゃん」(企画・脚本・監督)
推挙団体・ACC






