3日で4000人集う彫刻の正体は「生身の人間」 EVE「超酷な姿勢展」

エスエス製薬は8月18日、鎮痛薬「EVE(イブ)」の啓発施策として、肩こり痛の原因を題材にした交通広告「超酷な姿勢展」を大阪駅前地下道(大阪市北区)で始めた。パフォーマーが彫刻のように静止する「彫像パフォーマンス」や、コインを入れて“つらい姿勢”を選ぶ体験型の仕掛けを展開。初日だけで延べ1500人がコイン投票に参加し、約2600人が観覧。3日間で延べ4000人が体験・接触するなど、大きな注目を集めている。

大阪駅前地下道・中央エリア西ポスター32で展開中の「超酷な姿勢展」。パフォーマーは指定時間のみ登場し、不在時はポスターとして機能するデザインになっている。

長時間の同一姿勢を「彫像」で表現

「超酷な姿勢展」は、肩こり痛の原因となる“長時間同じ姿勢”をパフォーマーが再現する企画だ。固まった身体の状態を「彫像」に見立て、日常で起こりやすい負担を可視化。鎮痛薬「イブスリーショットプレミアム」が、日常生活に多い肩こり痛にも対応できることを伝える狙いがある。開催は8月24日までで、パフォーマーが登場するのは18日に加え、23日、24日の各日4回の指定時間に限られる。

日常で起こりやすい“過酷な姿勢”を題材に、通勤やデスクワークなど5つのシーンを表現

「彫像パフォーマンス」で取り上げたのは、肩こり痛を招きやすい“長時間の同一姿勢”をテーマにした5つのシーン。通勤電車でスマートフォンを操作する姿勢や、デスクワークで前傾する姿勢など、多くの人が日常で無意識にとってしまう姿勢を題材とした。

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