博報堂DYホールディングスと博報堂の共同研究プロジェクト「コンテンツビジネスラボ」は8月20日、先般より実施していた「コンテンツファン消費行動調査2025」のデータをもとに、アニメや音楽など全11カテゴリ・計1,700以上のコンテンツに関する、「リーチ力・支出喚起力ランキング」を算出したと発表した。
コンテンツビジネスラボは、コンテンツを起点とした広告やビジネス設計の支援を行う博報堂内の専門チーム。「リーチ力・支出喚起力」は、企業のコンテンツ活用を促進するために、コンテンツビジネスラボが開発した独自指標。そのコンテンツが一年間に到達できる人数を表す指標を「リーチ力」。コアファンによる、年間の関連市場規模の指標を「支出喚起力」と読んでいる。
「リーチ力」は、コンテンツの力を活かして幅広い生活者に自社商品やサービスを知らせる際に参照。この指標が高いと、キャラクタータイアップ・CM への起用・PR などの活用に向いている。一方で「支出喚起力」は、自社の商品やサービスそのものにコンテンツを組み込んだオリジナルの企画を開発し、コンテンツファンの実際の購買を目的とする際に、どのくらいの売上規模が見込めるかを推計するもの。