仕入失敗エピソードと共に…ビッグウッドが「ビッグに反省してます割」開催

家具・インテリア商品の小売販売を行うビッグウッド(愛媛県松山市)が、8月28日より「ビッグに反省してます割」を開催する。

インテリア商品の小売業として1984年に創業した同社は、会社存続を目的に1990年に「家具アウトレット専門店」として業態転換。その後2021年3月に「アウトレット」から「オフプライス」へ業態を変更し、現在全国56店舗を展開している。

「オフプライス」とは、ブランドが自ら出店するアウトレットとは異なり、国内・海外のあらゆるメーカー・ブランドが扱う高品質な家具のうち、傷のついた商品・廃盤商品・メーカー在庫処分・倒産品など『新品のワケあり家具』を直接仕入れ、常に定価より安価で販売する業態。オフプライス業態は日本国内では2019年頃からアパレル業界を中心に出店が増加しており、小売業界における「余剰在庫」問題の解消にもつながるといわれている。

今回の企画「ビッグに反省してます割」は、この「オフプライス業態」を広く知ってもらうためのもの。「バイヤーが仕入れに失敗してしまった商品」を、なぜ失敗したのか理由をPOPで掲示しながら、最大90%オフで販売する。

撥水カウチソファー。「撥水加工でおしゃれだと思い仕入れましたが、背もたれが低くソファーなのにくつろげないのではと販売員から不評が殺到しました。ビッグに反省し、企画の対象商品に選定いたしました。」(商品説明より)

チェスト リバイブミッキーWH。「かわいい取っ手が魅力的だと感じ仕入れましたが、お部屋の雰囲気にマッチしないことが多そうだと販売員の反応がいまいちだった商品。90%オフで販売いたします。」(商品説明より)

同社はこれまでにも、バイヤーが買い付けた商品をAIが評価し割引率を競う「AI vs バイヤー」企画や、机の足・デザイン・刺繍など、家具の一部に“Z”が隠れている対象商品を定価の20%の価格で販売する「Z世代割」など、特色のあるキャンペーンで「オフプライス業態」の認知度向上に努めてきた。

2025年7月18日~8月3日に開催した「AI vs バイヤー」割引対決。バイヤーが買い付けた商品の画像を読み込ませたAIが“ダサい・ダサくない”の評価を行い、さらに“この割引率であれば売れる”という示唆を出力。バイヤーが算出した割引率とAIが算出した割引率の、どちらが高い割引率を提示できるかで勝敗を決定した。

2024年3月14日〜 3月31日実施の「Z世代割」。1996~2012年生まれの人を対象に、「Z」が隠れた対象家具を、定価の20(“Z”0)%の価格で販売した。

今回の開催店舗は福岡東店(福岡県)、時津店(長崎県)、中津店(大分県)、熊本インター店(熊本県)、都城店(宮崎県)、松山本店(愛媛県)、FC松山北店(愛媛県)、草加店(埼玉県)、広島アルパーク店(広島県)、市原店(千葉県)の10店舗。9月7日までの開催で、商品がなくなり次第終了となる。

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