エスエス製薬、女性活躍推進法10年を機にメンタリングプログラム始動

エスエス製薬の解熱鎮痛薬ブランド「EVE」は、女性活躍推進法が成立から10年を迎えたのを機に、8月28日に「女性活躍推進法10年 BeliEVE カンファレンス」を開催。

カンファレンスは、2024年3月に同社が始動した、目標を掲げて生きる女性が本来持つ力を発揮し、前へと進み続けられる未来をつくる取り組み、「BeliEVE Project」の一環。

今回「BeliEVE Project」は、女性が自分の可能性を信じ、前へと進み続けられる未来を実現するため、企業向けの独自メンタリングプログラム「BeliEVE Mentoring Program」と、一般生活者向けのオンラインメンタリングサービス「BeliEVE Mentoring Door」の提供を開始。カンファレンスでは、それぞれのメンタリングプログラムの紹介も行われた。

イベントは3部構成となっており、第1部ではエスエス製薬 マーケティング本部 本部長の元島陽子氏が登壇。EVEが考える「女性活躍推進における課題」と「企業の役割」について、「BeliEVE Project」におけるこれまでの取り組みと今後の展望について説明した。

エスエス製薬 マーケティング本部 本部長 元島陽子氏。

元島氏は、「BeliEVE Project」の活動を進める中で、「モチベーションにつながるロールモデルの不在」「自分の可能性を信じるマインドセットの不足」が働く女性にとって大きな課題になっていると説明。新しくスタートする「BeliEVE Mentoring Program」「BeliEVE Mentoring Door」を通して、「悩みを持つ女性たちが、自分の悩みを誰かに話すという行為をするきっかけにしてほしい」と語った。

第2部では、元島氏に加え、ジャーナリストの浜田敬子氏、東横イン 人財開発部 部長新井小百合氏、損害保険ジャパン 執行役員CSuO 小坂佳世子氏が登壇。各社のケーススタディ紹介とトークセッションを実施し、「女性活躍が進む会社の共通点」について語り合った。

第3部では、「EVE」ブランドのアンバサダーである菜々緒と、メンタリングサービス「BeliEVE Mentoring Door」のサポーターであるヒコロヒーが登壇。

2人は、「誰かに相談することの大切さ」をテーマにトークセッションを行ったほか、菜々緒による「BeliEVE Mentoring Door」の体験や、「女性の悩みとしてよくあるキャリアのモヤモヤ」について2人がアドバイスをするプログラムを実施した。

「忙しすぎて、息抜きができまていません」という悩みに対し、菜々緒は「無いものではなく 有るものにフォーカス」、ヒコロヒーは「息ぬきも仕事や」とアドバイスを送った。

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