写真は、視聴者と一緒に企画・制作したスケッチブックの動画コンテンツ。生配信で販売するという取り組みでは、5分で5000冊完売という成果を記録した。
スマホのせいでモノが売れない 弱まった消費の連動性
とはいえ、モノが爆発的に売れにくいと言われる時代。物価の高騰も続いているが、スマートフォンの出現もひとつの理由ではないか、と「ゆうせか」の企画を担当する外部プロデューサーハヤシユタカ氏は話す。
「スマホは、消費者の物欲に大きな変化をもたらしたと考えています。例えば映画を見るとき。これまでは映画館に行ったり、移動のために車に乗ったり、あるいはデートなら服を買ったり…“映画を見る”という行動の周辺にある消費も連動していたと思うのです。ですが、スマホはこれらの消費を必要とさせなくなってしまった。今やサブスクに登録すれば自宅で、好きな時間に、好きなものが見れる。移動も必要なく、部屋着のままでよい。“わざわざお金を払ってモノを買う理由”が見出されにくくなっていることも、1つの理由ではないでしょうか。ですが、『ゆうせか』はYouTubeチャンネル。スマホは重要なデバイスです。スマホでの視聴が当たり前になった時代に、どんな動画を届けるか。そこで『ゆうせか』で意識しているのは、“知的好奇心”と先ほど渡邉さんが話した“素直さ”です」(ハヤシ氏)。
