スマホだけど洗剤で洗っても「大丈夫。強いから。」FCNT「arrows」が新機種発売で広告展開

FCNTは8月28日、スマートフォンの「arrows」シリーズの新機種「arrows Alpha」を発売。「arrows IMPACT TEST」と題したプロモーションを開始した。

コンセプトは「大丈夫。強いから。」。ブランドが重視する“堅牢性”を、スマホを川に水没させる、コンクリートの階段に落下させる、ピックアップトラックで踏みつける、といった実証実験「IMPACT TEST」を通じて伝える内容だ。

「落下しても」篇(30秒)。
「水没しても」篇(30秒)
「踏まれても」篇(30秒)

「大丈夫」というワードを選択したのは、スペックを情緒に変換して生活者に届けるねらいがある。

その意図についてクリエイティブディレクターの加我俊介氏(電通)は、「スマートフォン業界では、世界的なブランド群が熾烈なスペック競争を繰り広げています。今回の『arrows Alpha』はシリーズ史上最高性能を誇りますが、それを『耐衝撃』『防水』『防塵』という言葉でそのまま伝えては市場で同質化してしまいます。そこで生活者の日々の不安に寄り添い、頼もしく語りかけるような『大丈夫』という表現を用いることで、ブランド選択に働きかけていきたいと考えました」と説明する。

CMの公開に合わせて9月3日からは、山手線にてトレインジャックを展開。

CMにて着目した機能を軸に、「洗剤で洗える」「バッテリーの持ちが良い」といった点を訴求する内容だ。「性能を生活動線に持ち出し、キャンペーンの存在感を最大化するねらいがあります。電車内特有の接触態度を活かして、その性能を“フィジカルな体感”に変換して提示することで、生活者の記憶定着を後押ししようと考えました」(加我氏)。

こうした広告を通じて、「丈夫で壊れない」「よくつくられた(優れた)スマホ」といったイメージを醸成していきたい考えだ。交通広告の展開は9月15日まで。

スタッフリスト

共通

企画制作 電通
CD 加我俊介
もっと見る

C 三島邦彦
AD 今井祐介
CPr 岩佐遼太郎
AE 佐藤憲政、平野裕司、板東剛、太田未沙

ムービー

制作 CONNECTION
Pr 麻生峻司
PM 桑田恭行
演出 田中嗣久
撮影 伊藤元
CRD MIKI MURATA
編集 今村徳孝(オフライン)、泉陽子(オンライン)
音楽 山田勝也
MIX、MA 清水 天務仁
NA 阪本篤

GR

制作 ピクス、たきコーポレーション
D 髙木紳介、恩地遼平
Pr 池田了
PM 馬場大樹、南部良佳
撮影 吉田多麻希
照明 阿部正典
美術 末広豪
レタッチ 津金卓也
AE 山田建太
advertimes_endmark

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ