シャープは9月10日、9月15日の創業記念日に先立って新コーポレートスローガン「ひとの願いの、半歩先。」を発表した。
新しいコーポレートメッセージとシャープのロゴ。
シャープは5月12日に、2025年度から2027年度にかけての中期経営計画を公開。創業者である早川徳次氏の精神を受け継ぐ「経営理念・経営信条」に立ち返り、当社が目指す方向性として、「独創的なモノやサービスを通じて、“新しい文化”をつくる会社へ」を掲げていた。
今回、発表されたコーポレートスローガンには「誠意をもって人々の日常に向き合い、日々の困りごとや課題の中から“ひとの願い”を見出し、その願いに対して、創意をもってほんの少し先回りすることで、驚きと喜びをもたらす新たな体験を届けたい」という想いが込められているという。また、「遠すぎず近すぎず、人々にそっと寄り添う“ちょうどいい距離感”」を目指すシャープの姿勢を表現するために、「半歩先」ということばを採用した。スローガンとあわせて策定されたステートメントとともに、コーポレートブランディングの核として展開していく予定だ。
コーポレートスローガンと共に発表されたステートメント。
同社のスローガンの刷新は、2016年11月にコーポレートスローガン 「Be Original.」を発表してから、9年ぶり。シャープは1990年 から 2009年までは「目の付けどころが、シャープでしょ。」(仲畑貴志さん)を、2010年から2016年までは、「目指してる、未来がちがう。」(前田知巳さん)のコーポレートスローガンを使用してきた。
新しいコーポレートメッセージは、「東京2025世界陸上競技選手権大会」の関連番組および中継番組にて放映するドラム式洗濯乾燥機、スマートフォンおよびエネルギーソリューションのテレビCMから使用される予定だ。

関連記事


