2022年、NHK Eテレで深夜に放送されたテレビドラマ『TAROMAN(タローマン)』(監督・脚本:藤井亮)。「1970年代の特撮ヒーロー番組」という“体裁”のもと、岡本太郎のことばや作品をモチーフに制作されたTAROMANと奇獣との戦い、シュールででたらめなやりとりがSNSを中心に話題をよんだ。その「タローマン」が、1話5分の物語から大長編の映画となって8月22日に公開。それを記念して、9月14日から東京・渋谷パルコの「ほぼ日曜日」にて展覧会「でたらめ! タローマン大万博」が開催される。
会場には、タローマンや奇獣たちが集合するのはもちろん、実際に使用された造形物を、大きなセットから小さな小道具までできるかぎりたくさん展示。劇場版ではじめて登場する奇獣やキャラクターの衣装のほぼすべては、この展覧会が初展示の場となる。また、“少年時代からのタローマンの大ファン”という「設定」で作品に出演していた、サカナクション・山口一郎さんによる、30点を超える“コレクション(設定)”も展示される。さらに「タローマン」といっしょに記念撮影ができるフォトスポットも設置される。
会場内ショップでは、劇場版のためにつくられた豪勢スタジオのオリジナルグッズ、過去にひらいた展覧会の際にも大人気だったフィギュアマスコット、映画にあわせてつくられたカプセルトイなどのタローマングッズ、そして岡本太郎グッズも販売。税込2,000円以上購入した人には、劇場版では山口一郎さん愛用(?)のアイテムとして登場するでたらめアイテム「タローブレス」を再現した、紙製のリストバンドがプレゼントされる。
なお、この展覧会は「都合により映画公開から約1ヶ月遅れて」の開催となる。

でたらめ! タローマン大万博
期間:2025(昭和100)年9月14日(日)~10月19日(日)
時間:11時~20時
会場:ほぼ日曜日
入場:無料




