モンダミン新CMで話題の「お口年齢」とは 長寿ブランド38年ぶり刷新の狙い

小栗旬や畑芽育起用で若年層を狙う

アース製薬は、8月20日にリニューアルした洗口液ブランド「モンダミン」の新テレビCMを9月8日から公開している。新イメージキャラクターとして俳優の小栗旬と畑芽育、アーティストの「Da-iCE」(ダイス)を起用。リニューアルに伴い、商品コンセプトを「お口の健康を守る」から「お口年齢ケア」に変更しており、CMはこの新フレーズを訴求する狙いがある。

実データ 新イメージキャラクターとして起用された畑芽育

新イメージキャラクターとして起用された畑芽育

1987年の発売以来、38年ぶりにブランドロゴを含む製品を全面刷新した。ブランドロゴも一新し、連続性のある三角形を用いることで、毎日無理なく使い続けられるブランドであることを示している。

同社によると「お口年齢」とは、「歯や口内の状態、生活習慣などから判断されるお口の健康状態の指標」としている。

近年、国民皆歯科健診の導入などによりオーラルケアへの関心は高まっている一方、同社の調査によると、「歯みがきだけでは不十分」と感じつつ、洗口液などを使用したセルフケアを実践できていない人が約1400万人に上る。

セルフケアを怠ることで、磨き残しや食べカスが口内に蓄積すると、「お口年齢」を悪化させる原因となる。そこで「お口年齢ケア」という新たな視点を取り入れ、ブランドをリニューアルした。

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