成果を出す発注者が知っている、フリーランスの活かし方 ── 複数の顔を持ち、柔軟に動ける「ハイブリッド型」を解説

この連載

では、フリーランスを「スキルや職種」だけで捉えるのではなく、プロジェクトにおける役割や価値創出の仕方に着目した「タイプ分類」で紹介しています。

応援共感型

感性表現型

コンテンツ教育型

ギルド型

インフルエンサー型

と続き、第7回となる今回は「ハイブリッド型」を取り上げます。

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ハイブリッド型とは?

ハイブリッド型は、単一の領域に収まらず、複数のタイプを兼ね備えているフリーランスです。「デザイナー×マーケター」「エンジニア×営業」「戦略コンサル×プロデューサー」など、複数の顔を持ち、場面に応じて柔軟に役割を切り替えられるのが大きな特徴です。

今回のペルソナはリョウさん(36歳/戦略コンサル×プロデューサー)。起業家としての経験を持ち、マーケターとしての知識も豊富。ある時は新規事業の戦略設計を担い、またある時は現場チームのファシリテーターとして動く。時には企画力で惹きつけ、時には分析力で冷静に課題を解決します。器用で対応力がある一方で、「自分の専門は何か」と問われると答えに迷ってしまう面もあります。

このタイプの強みと提供価値

1. 柔軟な対応力

クライアントの状況やプロジェクトのフェーズに応じて、自分の役割を自在に変えられます。戦略立案を担ったかと思えば、翌週には現場で資料を整え、メンバーをファシリテートする。複数領域にまたがって動けるからこそ、チームに安定感をもたらします。

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青野 まさみ(フリーランス研究家/マーケティングコンサルタント/風ひらく代表取締役)
青野 まさみ(フリーランス研究家/マーケティングコンサルタント/風ひらく代表取締役)

1983年福島県生まれ。サイバーエージェント、博報堂グループでデジタルプランナー、ITスタートアップでマーケ部門立ち上げ等を経て、現在は中小企業・個人企業家向けに、ブランド構築・集客&発信戦略を支援。これまで500人を超えるフリーランスと企業のマッチング支援も行う。株式会社風ひらく 代表取締役。著書に『あなたのお客様に刺さるネーミングのヒント』(ぱる出版)。

青野 まさみ(フリーランス研究家/マーケティングコンサルタント/風ひらく代表取締役)

1983年福島県生まれ。サイバーエージェント、博報堂グループでデジタルプランナー、ITスタートアップでマーケ部門立ち上げ等を経て、現在は中小企業・個人企業家向けに、ブランド構築・集客&発信戦略を支援。これまで500人を超えるフリーランスと企業のマッチング支援も行う。株式会社風ひらく 代表取締役。著書に『あなたのお客様に刺さるネーミングのヒント』(ぱる出版)。

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