Q1:現在の仕事内容について教えてください。
はじめまして!三重県名張市の高嶋と申します。かつて伊賀忍者が活躍した名張市は、大阪のベッドタウンとして飛躍的に人口が急増(3万人⇒8.5万人)。昭和56年には、人口増加率全国一を記録した「移住先進地」でもあります。移住者が多いまちで住民同士の支え合いが育まれ、「地域共生」のまちづくりが進みます。
忍者が修行したと伝わる名張市の観光地「赤目四十八滝」。
山間部に住宅地が次々に造成され、かつて人口が急増した名張市。
地域共生の取り組みは、WHOなどによる視察も。
名張市のブランドロゴは「なんとかなるなる。なばりです。」。令和6年3月、シティプロモーションの取組の一環として、地域を担う若者によるワークショップで誕生しました。悩みや不安なことも支え合いでなんとかなる!!そんなまちの姿を現しています。
市民発!のブランドロゴ「なんとかなるなる。なばりです。」。
ただ、人口は、平成12年の8万5千人をピークに減少に転じ、高齢化率も30%超。さらに、人口増加当時の急激なインフラ整備が財政を圧迫。そして、地域の担い手不足。市政や地域の課題が山積しています。
広報なばり 令和6年12月号では、市の行財政運営の厳しい現状を特集。
広報紙を編集し始めたころ、先輩から「問題提起型の広報を目指せ」とはっぱをかけられたものですが、市民の皆さんに、まちの課題を知ってもらい、積極的に関わってもらうためにも、今まさに「広報」が果たす役割が増しているのだと思います。
そういうわけで、広報担当に出戻ったころ、広報の役割や方向性を改めて整理して、令和3年、広報戦略を策定しました。「伝える」から「伝わる」ことを目指す、多様な広報媒体を生かす、そして、全庁的な広報力の向上など、目指す広報のあり方を内外に示すためのものです。





