リアルの力で、“伝える”を超える電通グループのイベント・スペース専門会社

電通ライブは、電通グループの中でもイベント領域に特化した事業会社だ。例えば、企業の新商品発表会、スポーツイベント、展示会、ポップアップストアなどを企画・運営している。約35年間にわたって、イベント・スペースや開発領域を担当し、人材育成や組織開発にも携わる中邨氏に話を聞いた。
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中邨正人氏

株式会社電通ライブ 専務執行役員

1992年に電通へ入社。以来約35年にわたり、イベント・スペース領域や開発領域を中心にキャリアを築く。広告コミュニケーションの知見を活かし、コンサルティング領域から企画設計・施設設営、さらには中長期にわたる実施運用まで、統合的なソリューションデザ
インを手がける。また、デジタル化が進む中でリアル体験の価値を再定義し、企業や自治体の川上からパートナーとして参画してきた。
2021年より電通ライブに出向。ユニット長・関西支社長を経て、2022年に転籍し、2023年執行役員就任。2024年より専務執行役員となる。HRMの経験から、人材育成や組織開発にも深く関与し、社員一人ひとりの個性と熱量を活かした組織づくりを推進している。

「心が動く瞬間」をつくる

━━電通ライブは、電通グループでどんな役割を担う会社ですか?

私たちは、イベントやスペースをはじめとした空間づくりを専門とする会社です。得意なのは、大勢のスタッフとお客さまが関わる場で、ストレスなく、安全に、心が動く体験を届けること。高い技術を持つ仲間と限られた時間・予算の中で最高の場をつくり、クライアントの商品やサービスにスポットライトを当てて、世の中に届ける役割を担っています。

━━大切にしているのはどんなことですか?

AIやDXが進む今の時代でも、私たちは人間にしかできない仕事に取り組んでいます。それが、リアルな場を通じて「人の心が動く瞬間をつくる」という仕事です。社員のみんなは、最後の“心が動く瞬間”まで、全力で取り組んでいます。その姿を誇らしく感じますし、私たちの価値と魅力はそこにあると考えています。

写真 人物

━━どんな人が向いていますか?

イベント業は、音響、照明、ディスプレイ、演出、運営など、さまざまな専門スタッフと協力してつくり上げていく、責任を伴う複雑な仕事です。多様な人材を求めていますが、ベースとしては、自分のことより、人を喜ばせたい・感動させたいという気持ちが大切になります。

例えば、「協調性を大切にし、周囲の良さを引き出しまとめるリーダーシップがある」「人と関わることが好きで、リアルな現場の仕事にやりがいを感じる」「新しい技術や知識を貪欲に吸収し続ける姿勢や好奇心、探求心がある」といった資質の人は、向いていると思います。

━━電通ライブが目指しているものは?

リアルが拠点であることは今後も変わりませんが、受注型ビジネスだけでなく、ビジネスプロデュースまで視野に入れて活動しています。

例えば、イベントが起点となって、クライアントの新規事業のパートナーになることがあるかもしれません。あるいはコンテンツホルダーの皆さんと一緒に、新規ビジネスを協業する可能性だってあります。イベントは、「人を動かす場」であると同時に、「未来をつくる場」にもなり得るのです。私たちは、そんな可能性を信じて、リアルな場づくりに取り組んでいます。

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お問い合わせ

株式会社電通ライブ

企業サイト:https://www.dentsulive.co.jp
採用サイト:https://www.dentsulive.co.jp/recruit/

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