エバラ「プチッと中華クイック」から学ぶ 既存シリーズを生かした「サブブランド」の差別化

統一感を図りつつ、異なる演出を意識した新CM

エバラ食品工業は、調味料「プチッと中華クイック」のテレビCM2編を9月15日から放映している。同商品は「プチッと中華」シリーズのサブブランドで、8月1日に発売された。料理初心者をターゲットとしており、味の素の「Cook Do」ブランドや、キッコーマンの「うちのごはん」シリーズを競合として意識しているという。同社は顧客接点の拡大を通じて、シリーズ全体の活性化を図る考えだ。

瀬戸が「プチッと中華クイック」で献立の悩みに応える新CM

新CMは「プチッと中華クイック キャベツ」篇と「同 ピーマン」篇で、「プチッと中華」シリーズにも出演する俳優の瀬戸康史を起用。野菜しか食材がなく献立に悩むサブキャストのシーンから始まり、そこに「プチッと中華クイック」を手にした瀬戸が登場する。大豆由来のそぼろ入り具材タイプであることから、野菜ひとつでも満足感のある炒め物が作れることを提案している。

「キャベツ」篇ではキャベツと「プチッと中華クイック 濃厚味噌炒め」を、「ピーマン」篇ではピーマンと「同 香味オイスター炒め」を炒め合わせるだけで完成する様子を描き、「高速、カンタン、野菜だけ」で調理できる特徴を表現している。

CMの最後には、瀬戸の「レンジでも!」というコメントに合わせて「チンッ」という音を入れ、電子レンジで温めた野菜に本品を加えるだけでさらに手軽に調理できる利便性も訴求している。

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