「安かろう悪かろう」の心理が保険にも波及 不安解消を狙うSOMPOダイレクト新CM

「東京03」角田晃広と小池栄子が夫婦役で出演

SOMPOダイレクト損害保険は9月19日、「ネット型」自動車保険の新CMを放映開始した。俳優の小池栄子とお笑いトリオ「東京03」の角田晃広が夫婦役で出演。比較的安価な「ネット型保険」に対して抱かれがちな、漠然とした不安を描写している。家庭ドラマのような掛け合いを通じてファミリー層の共感を誘い、同社の「おとなの自動車保険」の安心・安全をアピールする狙いだ。

写真 CM カット

CMのターゲットは40~50代のファミリー層。「おとなの自動車保険」は事故率に応じた1歳刻みの保険料体系を採用しており、事故率の低い世代は割安となる。他社では無事故で等級が進んでも保険料が高止まりする場合が多い層にとってメリットがあるという。また、代理店を介さない「ネット型」(ダイレクト型)であるため中間コストが不要で、保険料を抑えられる点も特徴。事故発生時には専門チームが対応するなど、SOMPOグループならではの安心感も強みとしている。

一方、ターゲット層はインフレによる物価高や子育てによる家計の負担が大きい年代でもある。さらに、同社の調査では「ネット型は安い」という意識は広がっているものの、「安さと引き換えに、品質や安心感が損なわれるのではないか」と懸念している人も多いことが明らかになっている。

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