本連載「フリーランスの生態系を読み解く」も、いよいよ最終回を迎えました。
この連載では、外部人材活用で成果を上げるために、「
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」の6つのタイプの人材をご紹介してきました。最後はそれらを総括し、「これから企業がどうフリーランスと関わるべきか」を考えたいと思います。
6タイプが生み出す多様な価値──発注者目線での整理
この連載で取り上げた6つのタイプは、それぞれ異なる価値を企業にもたらします。
応援共感型
は、社内に足りない”熱量と共感”を呼び込む存在です。元保育士のミホさんのように、SNS発信を通じて「この人だから」で選ばれる関係性を築き、プロジェクトに温度感と継続性をもたらします。仕様書以上に「背景や想い」を重視し、長期的なパートナーシップから価値を生み出すタイプです。
感性表現型
は、プロジェクトに独自のクリエイティブを注入します。イラストレーター ユウタさんの「言葉で説明するより、まず見てもらった方が早い」というアプローチは、論理では伝えきれない感情的価値を具現化する力を表しています。曖昧な要望を感性で汲み取り、印象に残る表現として昇華させる能力が特徴です。
コンテンツ教育型
は、チーム全体の底上げを担います。元研修講師サトコさんのように、人材育成ノウハウを体系化し、組織の知識資産そのものを構築する長期的な価値を提供します。専門知識を「誰でも理解できる形」に変換し、組織全体のスキル向上を実現する教育力が武器です。
ギルド型
は、一人では足りない規模感を補完します。Webディレクター タクミさんが15名・6ヶ月の大規模リニューアルを予定通り・予算内で完了させたように、複数人の力を統合し、プロジェクト全体を最適化する調整力を発揮します。表舞台よりも裏方で、「プロジェクトを止めない潤滑油」として機能します。
インフルエンサー型
は、認知や影響力を伴って成果を広げます。美容系インフルエンサー カナさんが5万フォロワーで新商品発売初週売上190%を達成したように、共感による拡散力で市場への浸透を加速させます。フォロワーとの信頼関係を基盤に、従来の広告では届かない層へのリーチを実現します。
