日本雑誌広告協会は9月30日、第67回「日本雑誌広告賞」の結果を発表した。経済産業大臣賞(グランプリ)には、帝国ホテルの企業広告「おもてなしの心」シリーズが選ばれた。
6回分の原稿で構成される、帝国ホテル「おもてなしの心」シリーズの広告。
「おもてなしの心」シリーズは、『文藝春秋』の2024年8・10・12月号、2025年2・4・6月号の6回にわたり出稿。2025年11月3日に135周年を迎えることから、帝国ホテルを象徴する空間やショップ、これまでの歴史や理念、2026年に開業する「帝国ホテル 京都」への期待感を醸成するコピーやグラフィックなどで構成される。
今回の対象は2024年7月から2025年6月までに雑誌メディアに掲載された広告。応募総数1386作品の中から日本雑誌広告賞審査委員会による審査を経て、金賞6点、銀賞16点、計22作品が決定した。金賞の中から最優秀作品として帝国ホテルがグランプリに輝いた。
審査委員は箭内道彦(クリエイティブディレクター)、森本千絵(アートディレクター)、牛窪恵(評論家)、コウケンテツ(料理研究家)、大草直子(スタイリスト)、中島聡(日本アドバタイザーズ協会専務理事)、前年度グランプリ受賞社代表・亀本裕夫(三越伊勢丹)らが務めた(敬称略)。
表彰式は11月5日、東京ドームホテルにて行われる予定。
金賞受賞作品は下記の通り。
金賞
■第1部(純広告)
・パルコ/PARCO HAPPY HOLIDAYS 2024
■第2部(タイアップ広告)
・セイコーウオッチ/グランドセイコー
・ロクシタンジャポン/薬用 メディカル アンチヘアロスセラム
・バンダイナムコエンターテインメント/学園アイドルマスター
■第3部(シリーズ広告)※経済産業大臣賞(グランプリ)
・帝国ホテル/企業広告「おもてなしの心」シリーズ
■第4部(メディア複合型広告)
・日本光電工業/AEDたいけんセット






