ユニバーサル ミュージックとKDDI、音楽・エンタメのAI領域における戦略的パートナーシップ締結

ユニバーサル ミュージックとKDDIは9月30日、音楽体験の新たな価値創出を目指し、音楽・エンタメ領域における戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。両社は協業を通じて、AIなどの先端技術を活用した新たなエンタメ体験や新たなアーティストとファンのコミュニケーション手法などの協議・検討を進める。

提携の背景にあるのは、AIの急速な発展による音楽業界への影響だ。AIによる著作権侵害など、音楽業界が長年培ってきた価値を損なうリスクも指摘されている。一方で、AI活用によりアーティストはファンとの関係性を深化させ、ファンは情報過多によるコンテンツ発見の困難さなどの課題軽減に寄与し、安心でパーソナライズされた体験を実現できるといった効能もある。こうした変化に対応し、環境を整備するために本提携に至った。

「AIを活用したファンとアーティストのエンゲージメントを高める新サービスの創出」や「新サービスから得られるさまざまなファンインサイトや統計情報などを、アーティストの活動を支えるパートナー企業も活用していく次世代アーティストの支援事業」などを検討する。AIを活用し、ファン・アーティストに新たな音楽体験の提供を目指す。

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