「はじめてのチュウ」をアレンジ　明治「チューブでバター1/3」新WebCMが描く“日常の愛”

公開日2025.10.3

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名曲にのせて描く、家族の日常と“愛おしさ”

明治は10月1日、「明治チューブでバター1/3」の新WebCM「はじめてのチューブ」の配信を開始した。CMでは、アニメソングとしても知られる名曲「はじめてのチュウ」をアレンジし、ある家族の日常の“おいしさ”と“愛おしさ”を静かに見つめるようなストーリーが展開される。

本施策のテーマは「日常の愛」。利便性の高さを単なる時短の手段として訴求するのではなく、「忙しい毎日のなかで、おいしさを届けたいという思いを支える存在」として商品の価値を伝えることを狙いとしている。

WebCM「はじめてのチューブ」より。

明治コミュニケーション部の渡邉翔太氏は、「忙しい日々の中で、料理に時間や手間はかけたくないが、せっかくならおいしい食事をつくりたいという思いを持つ人は多い」と話す。

「『明治チューブでバター1/3』は、チューブ形状の手軽さとバターならではのおいしさで、そうした思いに応える商品です。料理を“少しだけラクで楽しい時間”に変えることで、笑顔あふれる食卓につながればという思いを込めて本CMを制作しました」（渡邉氏）。

企画・制作を手がけた東急エージェンシーコミュニケーションディレクターの大町陸氏は、「『便利＝手抜き』という先入観を払拭し、チューブという形が忙しい日々の愛情表現を支えるものであることを伝えたかった」と話す。

「年を重ねる中で、忙しくても料理をつくってくれていた親の愛情に改めて気づくことがありました。そうした思いから、CMのテーマを『日常の愛』に設定しました」（大町氏）。

映像はミュージックビデオのような没入感のある構成と尺で仕上げられており、視聴者の感情に深く訴えかける内容となっている。