まさに命名権をめぐり揺れているのが横浜市の横浜国際総合競技場。同競技場は2005年に日産自動車が命名権を取得し、20年にもわたり「日産スタジアム」の名称で地域に愛され、溶け込んでいた。しかし日産の経営不振が明らかになり、2026年3月以降の命名権契約の更新が見通せない状況となっている。更新されないとなると地域一帯から「日産スタジアム」の表記を消し新しいスタジアム名に変更する必要がある。最寄りの新横浜駅からスタジアムまでの間に、道路標識やバス停などあらゆるところに「日産スタジアム」が記載されているが、市によると名称が変更された場合に公共施設だけでも800カ所以上の看板や道路標識の付け替えが必要になり、1億5000万円の費用がかかる。
