UCC上島珈琲は、10月10日の「UCC カプセルコーヒーの日」に合わせて、カプセルコーヒーのフレーバーをランダムで体験できるイベント「UCC カプセル珈琲店」を10月10日から13日の4日間限定でオープンしている。会場は東京ミッドタウン(東京・港区)。
UCC上島珈琲 西川満美子氏(左)と、タカラトミーアーツ 南知輝氏(右)。高さ2mを超えるガチャマシンと共に。
本イベントは同社が提供しているカプセル式ドリップコーヒーマシン「ドリップポッド」10周年を記念した、新規ユーザー開拓の施策。昨年もカプセルコーヒーの日を記念して企画し、4日間で約3000⼈の集客で好評を博した。
同社が2024年に実施したアンケート調査(回答者800名)によると、「カプセル式コーヒーメーカーを使用したことがあるか?」という質問に対して、「いいえ」と回答した人が8割と、ユーザー開拓に課題があることが判明。一方で、「使用したことがある」回答者からは「味がおいしい」「1杯ずつ抽出できるから便利」「専用カプセルの種類が豊富」という肯定的な意見が多く、新たなカプセル式コーヒーの体験者を生むことが目標とされてきた。
そこで、昨年も好評だった「UCC カプセル珈琲店」を復活。コーヒーのフレーバーを自分で選ぶのではなくガチャを回して決めることで、先入観やマンネリを打破し、新たな出会いを創出する。
ガチャには味わいの異なる12種類のフレーバーが入っている。
2年目の開催となる今回は、今年で日本上陸60周年を迎えたカプセルトイブランド「ガチャ」を展開するタカラトミーアーツとコラボ。カプセルトイ事業に精通した同社の協力を得ることで、より上質なガチャ体験を提供し、サービスの回転率も上昇させる。
また、今年は12種類のコーヒーフレーバーに加え、それぞれのフレーバーに合う4種類のお菓子ガチャも実施。コーヒー12種類×お菓子4種類=48通りの体験が用意されており、コーヒー通でなくても、お菓子とのマリアージュで味わいの違いやおいしさをより分かりやすく感じてもらうことが狙いだという。
フレーバーガチャを回した後は、そのフレーバーに合う4種類のお菓子を入手するために再びガチャを引く。例えば、フレーバー01「ホンジュラス&コロンビア」を引いた場合は、「01」に設置されているガチャを引く。
引き当てたフレーバーは、ドリップポッドで抽出し、お菓子と共にその場で楽しむことができる。
UCC PRマネージャーの西川満美子氏は、「本イベントを通じて届けたいのは、コーヒーのおいしさと新しい出会いの楽しさです。ドリップポッドはプロのハンドドリップ技術を再現しており、どのコーヒーでもおいしいという安心感があります。そして、ガチャによる偶然の出会いを通じて、新しいコーヒーの世界を体験してほしいです」とコメントした。
「UCC カプセル珈琲店」は10月10日~13日まで。平日11時~19時30分(L.O. 19時)、土日祝10時~19時(L.O. 18時30分)。無料。会場は東京ミッドタウン プラザ1F キャノピー・スクエア。







