AGA治療は恥ずかしい? 見た目意識が高い日本、心理的ハードルを下げる「レバクリ」CM戦略

山里亮太の起用で、「共感」と「心理的ハードルの低減」を両立

レバレジーズは、オンライン診療サービス「レバクリ」の新テレビCMを10月1日から放映開始した。お笑い芸人の山里亮太が、新キャラクター「レバクバク」と出会い、戸惑いながらも「レバクリ」を受け入れ、次第に打ち解けていく様子が描かれる。AGA治療を「恥ずかしい」と感じる人も多い中、CMは構成からキャスティングに至るまで、利用者の心理的ハードルを下げるための様々な工夫が凝らされている。

写真 CM カット 新テレビCM「レバクバク現る」篇

CMのターゲット層は20歳以上の男性で、中でも薄毛治療に関心のある30~40代をコアターゲットに設定している。

「AGA治療を始めてみたいが、一歩踏み出せない」というターゲットの心理的ハードルを下げることを意識。そのためには「共感できるリアリティを確保しつつ、深刻に見えないようにする」できるタレントを起用する必要があった。

山里について、担当者は「ターゲットと同年代でユーザーとしてのリアリティもありつつ、どこかフィクションの雰囲気をまとっている」としており、「共感と心理的ハードルの低減」を両立できるとして起用したという。

新テレビCM「レバクバク現る」篇(放送地域は関東・関西・中京・北海道)は、山里がパジャマ姿で洗面台の前に立ち、髪をブラシで整える場面から始まる。ふと生え際に不安を覚え、「髪やばいか…」とつぶやく。

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