小学館、自社IPを活用しオンライン謎解きゲーム市場に参入

小学館は、同社の漫画アプリ「マンガワン」で連載中の『裏バイト:逃亡禁止』を原作としたマーダーミステリーなど計3本のゲームを、マダミス通話アプリ「ウズ」にて10月3日より順次リリースしている。

『裏バイト:逃亡禁止』を原作とした「裏バイト:逃亡禁止 たつ子の謎」

『裏バイト:逃亡禁止』は2020年1月より「マンガワン」で連載を開始したホラー漫画作品で、ゲーム化に際しては原作を元にした新たなオリジナル作品を制作。ゲーム本編には原作の恐ろしいコマが適時登場し、プレイヤーを戦慄させるという。本作に加えて、声優・福山潤が出演する「探偵シド・アップダイク KOBUSHI CLUB」、初心者向けの「旧校舎肝試し殺人事件」も順次配信予定。

同じくリリースが発表された「探偵シド・アップダイク KOBUSHI CLUB」と「旧校舎肝試し殺人事件」

今回発表された3作品は、マダミスアプリの開発などを行う企業・Sallyが運営する通話アプリ「ウズ」にて配信。小学館が培ってきたIPを活用しオンラインの謎解きゲーム市場に参入した形だ。

小学館の担当者は「テキストと音声で楽しむ謎解き型のゲームとしてのマーダーミステリーを、社内外のリソースを使って開発することになりました。特に『裏バイト:逃亡禁止 たつ子の謎』は作家さんのご理解を得ることができて今回、ゲーム化を実現できたものです」とコメント。

今後も、同社が保有する漫画やライトノベル原作の商業ゲーム化はもちろん、大型コンテンツ宣伝目的の2次展開など含む、広い可能性の中で第2弾のゲーム商品化を検討中だという。

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