ラッパー・プロデューサー・経営者として多方面で活動するSKY-HIこと日高光啓氏が主宰するマネジメント/レーベル「BMSG」は10月16日に、アーティストとプロデューサーの創造力を具現化する新たなクリエイティブ組織「BMSG Creative Lab」を発足した。アーティストの活動において、ビジュアル、映像、デザインといったクリエイティブは、楽曲のメッセージや世界観を深く届けるためには不可欠な要素だ。そのためグローバルの音楽事務所では、このクリエイティブ制作を社内の専門チームが行うことケースが多い。今回、BMSGがグローバル市場で戦っていくため体制を構築した。クリエイティブディレクターやアートディレクターなどさまざまな分野のクリエイターがワンチームとなって、BMSGの創造力を最大化していくことを目的とする。
BMSGのプロデューサー・アーティストの才能を増幅していく存在でありたいという想いが込められた、BMSGのロゴが広がっていく様を表したデザイン
BMSG CEOのSKY-HIは次のように語った。
「BMSGが謳う“クリエイティブファースト”は、ただ優れたコンセプトにアーティストを嵌め込んでいくのではなく、それぞれのアーティストに似合う、現在取り組むべきスタイルをともに追求し、表現を洗練していくことを意味しています。それは音楽だけでなく、映像・デザイン・体験と多岐に及ぶわけですが、自分と哲学を共有したBMSG Creative Labが、1を10に、10を100に、とクオリティも手数も担保し、アーティストの表現を多角的に広げるための“創造のハブ”として機能していくと考えています。すべては“才能を殺さないために”」
