インテリアブランド「Francfranc」は10月17日、旗艦店「Francfranc 青山店」と地域旗艦店「Francfranc 新宿サザンテラス店」を同日リニューアルオープンした。1992年の創業以来、ライフスタイルを提案するインテリアブランドとして運営してきた同ブランドは現在、全国の店舗網再構築と新フォーマットの創出を進め、今後の出店加速を見据えた取り組みを強化している。今回の青山店および新宿サザンテラス店のリニューアルは、その第一歩にあたる。
ライフスタイル提案型への原点回帰を目指す
今回のリニューアルについて、Francfranc代表取締役社長 執行役員の井上耕平氏は、発表内覧会で次のように語った。
「Francfrancは創業以来、家具と雑貨を組み合わせたコーディネート提案を通じて、新しい暮らし方を提案してきました。これからは、雑貨店のイメージからの脱却を図り、空間提案、コーディネート提案を主体とした店舗へと進化します」(井上氏)。
Francfranc代表取締役社長 執行役員 井上耕平氏。
Francfrancはこの数年、製造小売(SPA)としての事業基盤を再構築し、企画から販売までの一体運営を強化。2025年8月期には、イエナカ需要のあった21年8月期を除いて、最高益を達成し、安定した成長軌道に戻っている。また2024年8月にはアイングループに参画し、資本・財務両面での安定性を確保。今回、中長期的なブランド強化と新領域への展開を見据えた動きを見せていた。
また、同社 常務執行役員の服部隆次氏は、「今回のリニューアルは、全国の店舗網再構築の一環」と話す。
「現在、これまで“どこに行っても同じ”だった店舗構成を見直し、立地や顧客層に応じたフォーマットを整備しています。旗艦店を頂点に、『地域旗艦店』『副都心型店舗』『地域密着店』『地方中核都市店』という5層フォーマットを構築。これにより、ブランド体験の拠点を拡張しながら、地域に根差した展開を進めます。中でも、青山店はブランドの顔、そして全国店舗の方向性を示す指標として営業します。また、新宿サザンテラス店は都市生活者のリアルな暮らしに寄り添う地域旗艦店として位置づけています」(服部氏)。
Francfranc常務執行役員の服部隆次氏。


