努力を褒められない中堅社員の悲哀 藤堂日向×大沢たかおのコーヒーCM、味の素AGF

リアルなインサイトからキーメッセージを設定

味の素AGFは、俳優の大沢たかおを起用した「ちょっと贅沢な珈琲店」スティックの新テレビCM「この一本で」篇を、10月2日から放映している。藤堂日向が演じる中堅社員の若者に大沢がエールを送り、コーヒーで気持ちを前向きにリセットする内容だ。CMのターゲットは、20代後半から30代のオフィスワーカー層。中堅社員として周囲と良好な関係を築きながらも、自分の努力が目立たなくなってきたという若者のインサイトに着目したもので、「商品を通じて気持ちを整え、前向きな一歩を踏み出す時間を持ってほしい」としている。

「ちょっと贅沢な珈琲店」スティックのCM「この一本で」篇

日々仕事を自分なりに頑張りながらも、周囲から褒められる機会が少ない日々を送る若手社員が「誰も褒めてくれないけどね」とつぶやく場面から物語が始まる。そこに幻想的な青い世界から大沢が現れ、<この一本で、自分に、ちいさな、がんばれを。>という言葉を添えてエールを送る。若者は珈琲を口にし、自らを励ますように「よし!」とつぶやき、再び仕事に向かう姿が印象的に描かれている。

「ちょっと贅沢な珈琲店」スティックは、スティックタイプのインスタントコーヒー。同社によると、新CMは、ブランド認知の拡大を目的として展開された9月下旬の統合CMに続く第二弾として制作され、若年層への訴求と飲用シーンの拡大を狙っているという。

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