タワーレコード渋谷店が大規模リニューアル 音楽”と“推し活”の新聖地をめざす

1995年の移転オープン以来、渋谷カルチャーの象徴として多くの音楽ファンに親しまれてきたタワーレコード渋谷店。同店は11月4日より1階および3〜6階の一部を順次リニューアルし、2026年2月28日にフルオープンすると発表した。

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リニューアルのテーマは「トレンドの、その先の“好き”へ」。音楽やカルチャー、そして“推し活”が交差する、新しい体験型ミュージックストアを目指す。

今回の改装は、2023年のアナログフロア拡張以来およそ2年ぶりとなる。特に1階はエントランスから売り場、レジの配置までフルリニューアルを実施。鏡とLEDサイネージを活用した「ウェルカムゲート」では、思わずSNSにアップしたくなる空間を演出し、限定BGMも楽しめるなど、五感で音楽を体験できる空間をつくる。

また、タワーレコードオリジナルグッズやCD、アナログレコードや書籍を集めた「パワープッシュエリア」も整える。また、自撮り機能付きのフォトスポットを備えた“推しエリア”も新設され、昨今の推し活ブームに対応する狙い。

パワープッシュエリアや推しエリアのイメージ。

パワープッシュエリアや推しエリアのイメージ。

パワープッシュエリアや推しエリアのイメージ。

3階ではJ-POPの在庫数を従来の約1.5倍に拡充。メジャーからインディーズまで多様な日本の音楽を揃え、国内外のファンに向けた“ポップカルチャー発信基地”とする。
また4階ではフォトスポットを個室化し、等身大ビジュアルの横で撮影ができる“ダンススタジオ風フォトスポット”を導入。アニメ・ゲーム関連の棚数も増やし、より充実したラインアップを展開する。

K-POPファンに支持されてきた5階では、韓国の繁華街をイメージしたネオンサイン風の装飾を施し、本場の雰囲気を体感できる空間にアップデート。6階のアナログ専門フロア「TOWER VINYL」では、スタンディング式のビアバー「TOWER RECORDS BEER」を新設。また、DJブースも併設され、リスニングイベントなどの開催も予定されている。

TOWER RECORDS BEERのイメージ。

TOWER RECORDS BEERのイメージ。

ウェルカムゲートのイメージ。

ウェルカムゲートのイメージ。

各フロアの工事は段階的に実施され、営業を続けながらの改装となる。1階は2025年11月4日から12月18日まで全面クローズし、他フロアも2026年2月まで順次改装される。

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