ビデオリサーチは2025年7月、関東(東京50km圏)・関西の2地区を対象に、2025年4月13日から10月13日まで開催された「EXPO 2025大阪・関西万博」の見込み来場率や満足度、さらに来場者の特徴に関する調査を実施。
同社は10月14日に、日本の生活者の意識動向を調査している同社の「ACR/ex(エーシーアール エクス)」データをもとに、生活者の大阪・関西万博の楽しみ方を明らかにした。
本記事では、調査結果の一部を紹介する。
来場1回当たりの支出額は?
「大阪・関西万博」における、来場者の1日あたりのひとり分の平均支出額は、関東在住の来場経験者は「1万2603円」、関西在住の来場経験者は「7488円」だった。
出典/ビデオリサーチ 「ACR/ex」2025年7月東京50㎞圏・関西地区データより
同社は、関西在住の来場者はリピーターが多く、1回あたりの支出額でみると比較的抑えられていたと予想。その一方で、関東在住の来場者は来場回数が1回のみという割合が高く、遠方からの訪問という特別感もあり、旅先の思い出になるような体験やお土産、記念グッズへの支出額が高いと考えられている。
また、万博公式キャラクター「ミャクミャク」グッズの購入経験(自分のために/家族や友人・知人のために)を東西で比較すると、関東在住の来場者のほうが購入経験率が高い。そのことから、支出額の高さには「ミャクミャク」グッズの購入も影響している可能性もあるという。
