インターブランドジャパンは10月15日、毎年実施しているグローバルブランド価値を金額換算するランキングの結果を公開した。市場の課題に適応するブランドの価値総額は1500億ドルとなり、前年比も4.4%増加と、全体的な成長がみられていることを示した。
トップ3は変わらず 新規ランクインブランド数は過去最大に
グローバル・ブランドランキングTOP100のうち、上位10位に入った企業。
TOP 3は1位Apple(4709億ドル)、2位 Microsoft(3885億ドル)、3位Amazon(3199億ドル)と2024年の顔ぶれから変化はなし。成長率トップであったNVIDIA(432億ドル、15位)は、前年比116%増というGlobal Brands史上最大のブランド価値増加を記録した。
インターブランド ブランドエコノミクス部門 グローバルディレクター グレッグ・シルバーマン氏は成長要因について、「NVIDIAの卓越した製品マーケティングとエコシステムにおける比類無き強大な支配力が、その急成長を牽引した」とコメントしている。
また、TOP100に新規でランクインした企業数は12ブランド。BlackRock(237億ドル、31位)、Booking.com(235億ドル、32位)、Qualcomm(201億ドル、39位)、GE Aerospace(182億ドル、44位)、UNIQLO(177億ドル、47位)、 Dell(163億ドル、51位)、Schneider Electric(127億ドル、65位)、Monster(115億ドル、70位)、Nasdaq(92億ドル、85位)、John Deere(88億ドル、88位)、BYD(81億ドル、90位)、Shopify(69億ドル、99位))と、BGBレポート史上最多数となった。
