紙の専門商社である竹尾は11月4日から、パッケージデザインをテーマとした展覧会「10年後の紙とくらし」展を同社本社横の見本帖本店(東京・千代田)にて開催する。サントリーホールディングス、パナソニック、ポーラ、ロッテのインハウスデザイナーが参加している。会期は12月25日まで。
本展覧会は、飲料、テクノロジー、化粧品、食品の4分野から10年後(2035年)の紙と人の暮らしにおけるパッケージのあり方を具体的に提案するもの。2035年の日常のシーンを切り取り、その暮らしで使われているであろうパッケージを提案する。
また、本展は2022年に続き2回目の開催となる。会期中には、2022年秋に開催されたvol.1と、vol.2となる本展の内容をあわせてまとめた冊子を販売予定。
各社の参加デザイナーと作品タイトルは次のとおり(敬称略)。
・サントリーホールディングス「あいまいのあいま。」
宮城愛彦・伊藤江里子・山岸彩乃・村井源
・パナソニック「重なりが彩るくらし」
髙橋健太郎・井上隆司・根岸美月・川島大地・中田裕士
・ポーラ「約束の輪郭」
吉野佑香・松本亜弓・梶谷文雄
・ロッテ「お菓子と、やさしい余白」
坂東陽子・伊與田千恵・山﨑有里子・山本萌子・石井美希
展示会の企画・ディレクションは山﨑茂氏(コーセー)、アートディレクションは白井陽平氏(サン・アド)、イラストレーションには沢野ひとし氏が参加している。
入場料は無料。開場時間は平日11~18時、土日祝は休館。なお12月13日(土)には13時~17時で臨時開場となる。会期中、11月28日(金)にはトークイベントを実施する予定。

