東京アートディレクターズクラブによる2025 年度のADC 賞の審査結果が10月31日に発表された。
今回、約6000 点の応募作品の中からグランプリに選ばれたのは北川一成氏による東京都写真美術館「鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―」のアートディレクション。東京都写真美術館の総合開館30 周年を記念して開催された写真家・アーティストの鷹野隆大氏の展覧会のもので、2025年2月から6月にかけて開催された。
グランプリを受賞した北川一成氏による東京都写真美術館「鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―」のアートディレクション。
ADC 賞は、日本の広告やグラフィックデザインの先端の動向を反映する賞。本年度は2024 年6 月から2025 年5 月までに日本国内にて発表、使用、掲載された作品が審査の対象となっている。審査員長は永井裕明氏が務め、東京アートディレクターズクラブの全会員によって審査された。
受賞作品および優秀作品は、ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて10 月31 日から11 月29 日にかけて開催される「日本のアートディレクション展 2025」で紹介される。このほかにも、長野(市立小諸高原美術館・白鳥映雪館)・石川(学びの杜ののいちカレード)・中国深圳に巡回予定だ。
その他の受賞作品は以下の通り。
