横浜花博500日前で機運醸成、トゥンクトゥンク×サンリオや蜷川実花の屋外広告

サンリオを皮切りに多くの企業とコラボしていきたい

GREEN×EXPO協会と2027年国際園芸博覧会マスターライセンスオフィスは、横浜市で開かれる2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」とハローキティをはじめとする「サンリオキャラクターズ」とのコラボレーション商品を11月7日に発売した。2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」とのコラボに続く第2弾。民間企業との取り組みは今回が初めてとなる。

2027年国際園芸博覧会マスターライセンスオフィス代表の西村宣浩氏は「大阪万博期間中に発表したミャクミャクとのコラボに続く、園芸博として初となる民間企業とのコラボです。サンリオは日本国内にとどまらず世界中にファンがいる一大スターです。これまで園芸博に興味がなかった人に知ってもらい、機運醸成につなげていきたい」とコラボの意図を紹介した。

また大阪・関西万博でグッズ売上800億円以上、一般企業とのコラボが200件以上にもなったことを引き合いに、「園芸博でも多くの企業とコラボレーションをしていきたい。例えばブランド、キャラ、企業、自治体、伝統工芸品、名産品などと商品開発を進めたい」と共創を呼び掛けた。

左から国際園芸博覧会マスターライセンスオフィス代表の西村宣浩氏、公式キャラクターのトゥンクトゥンク、応援に駆け付けたハローキティ、GREEN×EXPO協会 機運醸成課 川原綾乃氏

同日には、ファンとキャラクターとの3ショット撮影会も設けられた。応募多数で抽選の中から60人がグリーティングを行った。園芸博事務局によれば「今後は抽選に限らず、さまざまな形でコンタクトを取っていきたい」と広く接触できる機会も検討しているという。また反響の大きかったミャクミャク×トゥンクトゥンクのコラボ第2弾へも意欲を示した。

花をテーマに蜷川実花による屋外広告デザイン

GREEN×EXPO協会は、園芸博の開催500日前を契機にJR原宿駅で屋外広告を掲出した。これは日本交通文化協会がJR原宿駅の広告看板「原宿ファッションジョイボード」で開催する「原宿ファッションジョイボード文化展」の一環。期間は10月31日から2026年3月まで。都内における園芸博の大規模広告は今回が初。これを皮切りに、全国的な機運醸成の各種施策に取り組んでいく。

第45回原宿ファッションジョイボード文化展への掲出の様子

公式キャラクターの「トゥンクトゥンク」や公式クリエイターであるアーティストの蜷川実花氏の作品を用いたポスターデザイン

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