アディダス ジャパンと日本サッカー協会(JFA)は11月10日、東京都内で「サッカー日本代表 2026」キャンペーン共同発表会を行った。発表会では、JFA会長の宮本恒靖氏とアディダス ジャパンのCEO萩尾浩平氏が登場。先日発表された新ユニフォームのコンセプト「HORIZON(水平線)」について説明した。日本が世界サッカーで新たな高みを目指す「地平線」をテーマにしていることを強調した。
アディダスジャパンのCEO萩尾浩平氏(左)とJFA会長の宮本恒靖氏(右)。サッカー日本代表キャプテンだった宮本氏は着る側から作る側に立場が変わって、世の中にどう受け取られるかわくわくしたと語った。
また発表会の中盤ではサッカー日本代表選手の南野拓実選手(ASモナコ所属)、久保建英選手(レアル・ソシエダ所属)、中村敬斗選手(スタッド・ランス所属)も参加し、新ユニフォームの印象を語るとともに、今後のワールドカップでの目標についてトークセッションが行われた。
新ユニフォームを身にまとった(左から)南野拓実選手、久保建英選手、中村敬斗選手
コンセプト「HORIZON(水平線)」をもとに選手たちが自らデザインする動画企画があったことを明かし、「僕の書いたユニフォームより何倍もかっこよかった。僕がデザイナーじゃなくてよかった」(久保選手)、「70点ぐらい似ているデザインを出せてうれしかった」(中村選手)と笑顔をのぞかせた。また選手たちは過去最高のベスト16以上を狙う決意を表明し、司会者からワールドカップ決勝戦でどの国と戦いたいかの問いに、南野選手は「自分もプレーするリーグであるフランスと戦いたい。ヨーロッパでトップクラスに強いチームなので、そんなチームと決勝で戦うことができたら最高だと思う」と答えた。決勝戦のスコア予想をさらに問われ、南野選手は「タケが1点、ケイトが1点で、2対0で勝つのが理想」と回答し、会場を盛り上げた。

