「探偵」たちが、さまざまな謎や疑問を究明するテレビ番組『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)。1988年の放送開始から現在に至るまで、多様なお題を“スクープ”し、特に関西のお茶の間で愛されてきた。
今年9月末には、令和ロマン・松井ケムリとバッテリィズ・エースの探偵への加入を発表。そのためのサプライズとして朝日放送テレビが仕掛けたのが、大阪・難波、東京・渋谷での交通広告掲出だ。
難波での掲載の様子。
渋谷での掲載の様子。難波・渋谷ともに9月29日から10月5日にかけて掲出された。
広告で描かれているのは、これまで番組で解決させてきた、「AIに聞いても解決しないこと」の数々。
10人の探偵たちが登場するWeb動画も制作。「AIに聞いても解決しないこと、探偵!ナイトスクープに聞いてみよう」シリーズ。
なぜいま、2人の起用に至ったのか。そして広告表現に込めた意図とは。朝日放送テレビの担当者と、広告の企画をしたクリエイターらに聞いた。
新探偵の二人は本当に「いいやつ」
━━あらためて、松井ケムリさん、エースさんの「探偵」への起用を決めた理由は。
エース探偵、ケムリ探偵とは以前から仕事をしたことがあります。お2人ともM-1で優勝・準優勝するほどですから、面白さは折り紙付きですが、何より二人とも本当に「いいやつ」なんです(笑)。
エース探偵はM-1準優勝以前から探偵に向いているなと感じていました。ケムリ探偵は、ハライチ・澤部(佑)さんがラジオで『ナイトスクープ』の話をするのをよく耳にしていたようで、探偵への憧れを持っていたそうです。ふたりとも間違いなく視聴者に愛されると確信し、探偵をお願いしました(朝日放送テレビ コンテンツプロデュース局 制作部番組プロデューサー 森田純平氏)。







