マーケティングを学ぶ関西の大学生らが企画アイデアを競う「関西学生マーケティングコンペ」が10月5日、キャンパスプラザ京都(京都市下京区)で行われた。同志社大学広告研究会 add'sと立命館大学広告研究会が合同で実行委員会を発足し、今回初めて開催された。開催の経緯について、実行委員会会長の清水陽太さん(立命館大学3年)は「マーケティング理論の学習ができる機会は多くあるものの、実際のビジネス課題の解決に活かす実践の場が不足しているという課題意識から立ち上げた」と語った。
今回は協賛企業として、ダイキン工業、幼児から高校生までの学習塾を展開する成基、子どもデザインアカデミーを運営するPlace to beの3社が入った。それぞれの企業課題をもとに、学生たちがプレゼンテーションを行った。
「現状分析・課題の再定義」「戦略の論理性・一貫性」「独自性と新規性」「実現可能性」「企画書・コンテンツの完成度」の5つの観点で事前審査が行われ、応募があった25チームから優秀なアイデアが13チームまで絞られた。当日は各チームのプレゼンテーションが行われ、その中から最優秀賞(1チーム)、審査員賞(1チーム)、協賛企業賞(3チーム)と、計3つの賞が発表された。