なぜ冬にアイスのイベント? 明治「Dear Milk」が仕掛けた“温冷濃厚体験”とは

明治は12月1日から4日の4日間、二子玉川ライズ ガレリアにて、アイスクリーム「明治 Dear Milk」をテーマにした期間限定イベント「何も足さない?カフェ」を開催している。

「原材料、乳製品のみ」という同ブランドの特徴を体験できるよう、会場には“真っ白なこたつ空間”を設置。冬の寒さの中で、あえて冷たいアイスと温かいドリンクを組み合わせる「温冷濃厚体験」を100円で提供する企画だ。

オープンを記念して開催したメディア向けの体験取材会では、お笑いコンビ・ロングコートダディと、村重杏奈が登場。“真っ白なこたつ”を囲みながら、「明治 Dear Milk」とホットドリンクのペアリングを体験した。

提供されるのは「明治 Dear Milk」1カップと、6種類から選べるホットドリンク。こたつで温まりながら味わうことで、冷たさと温かさの対比が生まれ、ミルクの甘みや香りがより感じられるよう設計されている。

冬季にアイスのイベントを行う背景には、季節特性に対する同社の分析がある。寒冷地である北海道では冬季のアイス購入数が全国平均を上回るなど、冬に濃厚なアイスを楽しむ需要が存在することを踏まえ、同社では、冬の “こたつアイス”とブランドの親和性に着目した。

今回のイベント実施背景について、明治 グローバルフードソリューション事業本部 フローズン・食品事業部の吉岡征史氏は、次のように語る。

「冬は、一般的に乳脂肪分の高い濃厚なアイスを求めたくなるといわれていますが、その背景には、低温環境だと脂肪分の濃厚さや甘みに敏感になることがあげられます。『明治 Dear Milk』は乳脂肪分17%という高い濃度を持ち、原材料を乳製品のみに絞ったシンプルなアイスクリームであることから、ホットドリンクとの相性の良さが強みでもあります。これらの特性が、冬場の“こたつアイス”のニーズに合致すると考え、今回の『何も足さない?カフェ』の実施につながりました」(吉岡氏)。

イベントの冒頭、「明治 Dear Milk」の開発背景や冬季における価値提案、冬季限定の新商品「明治 Dear Milk 特濃」について説明した明治 グローバルフードソリューション事業本部 フローズン・食品事業部の吉岡征史氏。

advertimes_endmark

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ