日本全国“ズートピア化計画” パロディ広告を起点に広がる多層的プロモーションの全貌

公開日2025.12.3

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実在ブランドを大胆に“ズートピア化” 街そのものを映画の舞台に

ディズニー最新作『ズートピア2』の12月5日の日本公開を前に、街を舞台にした大規模なパロディ広告が次々と登場している。「UNIQLO」を「ZUNIQLO」、「TOHOシネマズ」を「ZOOHOシネマズ」、「NewDays」を「NewDayzoo」、「AEON MALL」を「ZEON MALL」、「SHIBUYA TSUTAYA」を「SHIBUYA ZOOTAYA」へと置き換えるなど、実在ブランドの名称やビジュアルをズートピア流に大胆にアレンジした広告が、渋谷をはじめとした都市部に一斉に展開された。

SHIBUYA TSUTAYA の外壁には巨大なパロディビジュアルが掲出され、センター街の大型ビジョンやバス停のデジタルサイネージでもさまざまな“ズートピア化”広告が放映されている。映画の持つユーモアと親しみやすさを、生活者が日常的に目にするブランドと重ね合わせることで、街そのものが映画の舞台へと変化していくような錯覚を生み出しているのが特徴だ。

11月28日から12月16日までSHIBUYA TSUTAYAにてズートピア２ POP-UP EVENTの開催し、各種パロディ広告ビジュアルの掲出。12月1日から12月7日まで渋谷センター街ヒットビジョンにてユニクロ、TOHOシネマズ、SHIBUYA TSUTAYAのパロディビジュアルの放映。12月1日から12月14日までMAGNET by SHIBUYA109 ビッグボードにてTOHOシネマズパロディビジュアルの掲出。12月1日から12月14日までシティスケープ　東京都内バス停サイネージ76面にてAEON MALL、『GO』、JCB、NewDays、ロフト、ユニクロのパロディビジュアル掲出。12月3日から12月16日まで渋谷センター街フラッグ＆BGMにて“あるある広告”パロディビジュアルや、JCB(ジェーシービー)、NewDaysのパロディビジュアル掲出。日本版声優の上戸彩などの特別ナレーションBGMを放送する

デジタル上でもパロディ、名探偵コナンやYahoo! JAPANのズートピア化も

TOHOシネマズは11月27日、『ズートピア２』の世界観をテーマにした特設サイト「ZOOHOシネマズ」を期間限定で公開した。“もしもTOHOシネマズがズートピアにあったら”というコンセプトのもと、遠吠えOKの“遠吠えシアター”や、ウサギの大好物・にんじんを使った売店メニューなど、ユーモアあふれる劇場体験を再現している。